KURATA LAB 🌐 INFORMATION BOARD
このサイトは,長崎大学教育学部の倉田伸が自身の研究室に関する情報を発信するために公開したウェブサイトです.ただし倉田本人の性格上こまめな更新ができませんので,その点ご了承ください.
倉田研究室について
ここでの倉田研究室とは,長崎大学教育学部准教授の倉田伸が運営する研究室のことです.基本的に当教育学部の小学校教育コースの学生を受け入れております.また,長崎大学大学院教育学研究科の教職大学院生を担当することもあります(ただし,専属の指導教員ではありません).
倉田研究室では「教育工学に基づいた研究」を行なっています.…といっても「教育工学」ってなんだろうと思われる方も少なくないのではないでしょうか.誤解を恐れずに言えば,教育工学は「教育現場の課題解決に役立つ何かを創る」研究です.そうかといって,ここでの「何か」とは必ずしも機械やアプリのような「モノ」とは限らず,学術的な視点でデザインされた授業やカリキュラム,ガイドブック,チェックリスト,モデル,理論,知見など様々です(工学という言葉が工業製品の生産を強く印象付けてしまいがちなのでイメージしづらいのは仕方のないことかもしれません).そして,教育現場に役立つからには,創った何かは他者が使える(exportable)ものである必要があります.そのため,ただ創るだけではなく,創ったものの「何が良いのか」「使うことでどういう効果があるのか」「どこで役立つのか」などを実践/実験/調査をとおして検討していきます.その中でも,私の研究室では教育DXをめざした授業・教材のデザインに関する研究が主流です.
これらをふまえ,倉田研究室では教育・研究活動をとおした「教育DXを起こす人材育成」をめざしています.
研究者(研究室責任者)について
【名前】倉田伸(くらたしん)
【職位】准教授
【学位】博士(工学)
【概要】
長崎大学教育学部准教授.東京工業大学大学院社会理工学研究科人間行動システム専攻修了.博士(工学).長崎県の高等学校の教師(教科:情報)を10年務めたのち,2013年4月より現職.その間,2018年9月から2019年3月まで,University of Hawaiʻi at Mānoaの客員研究員として従事する.専門分野は教育工学・情報教育であり,教育の情報化に向けた教師教育やICT活用に関するテーマを中心に研究している.それと同時に,デジタル庁のデジタル推進委員,文部科学省の学校DX戦略アドバイザーなどを務め,教育現場・教育委員会との直接的な関わりを持つ.
【好きな言葉】
逆風は振り返れば追い風になる(映画『ジャッジ!』より)
一流の選手は全てを尽くしてすみやかに立ち上がろうと努める.並の選手は立ち上がるのが少しばかり遅い.そして敗者はいつまでもフィールドに横たわったままである(『ダレル・ロイヤルの手紙』より)
努力は夢中に勝てない(論語の日本語訳より)
てめぇのせいで負けたとでも思ってんのか? うぬぼれんな,どあほう.(漫画『SLAM DUNK』より)